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文章の縦書きと横書きについて考えてみるのは面白い。


文章の縦書きと横書きの違いに関心を持ちました。
調べてみたら、少し前にツイッター上で論争があったそうですね。
池田信夫センセが電子書籍を横書きに統一しろ、と呟いたら
反対意見がわっと押し寄せた。
その経過を見ているのも面白かったのですが
(池田センセが叩かれるのを見るのが好きなのです、汗)
ある呟きにはっとしました。

「縦書きなのは、言葉が天から降りてくる神の声という意味があったんです、昔は」

これが本当かどうかは分かりません。
しかしこの考え方はとても面白いと思いました。

文章の流れ方と、流れる方向。

昔は下から上に流れる言語もあったそうなんです。
縦書きで列が下からのケースも、横書きで行が下からのケースも。
しかしこれは残りませんでした。

どう考えても、上から下へ向かって読んでいくのが自然に感じますよね。
モノの動きというのは、上から下へ向かうのが普通だと
人間は感じているのではないでしょうか。
あるいは横の移動も違和感はない。
だけど下から上への動きというのは、あまり見掛けるものではない。

次に左右の動きですが、これはどちらもありますね。
左から右へという流れが優勢です。

web上を見るに「小説や詩は縦で読みたい」という意見が多いようです。
ぼくも同感です。
一方、数字や英語の引用が頻繁な文章は縦では厳しいですね。
新聞はどこも縦書きですが、これは横書きにチャレンジしてもいいのではないかと
思いました。

PCというのは基本的に横書き前提で設計されていると感じます。
確かに縦書きでワードやPDFを作れますが、
どうもスクロールがしっくり来ません。
なのでwebの文書も横書きがいいだろうと思っていました。
ところが先日iPhoneを見せて頂いたら、これは縦のスクロールも全然違和感が無いんですね。
はじめて「縦書きのデジタル文書を読んでもいいかな」と思いました。

個人的な感覚では、文字を追う際に「上から下」への動きが最も快感があります。
縦書きの場合は、この快感を一行ごとに繰り返しながら横へ移動しているワケです。
横書きの場合は、横移動を繰り返しながらじわじわと下へ降りていきます。
これがちょっとまどろっこしい時があります。
内容がつまらないと感じると、横書きの場合はすぐに読むのを止めちゃいますね・・ぼくの場合。

ただ、横書きの方がひと目で全体は把握しやすく感じます。
斜め読み、走り読みするなら横書きの方がいいです。

これらを考えると、美味しい文章を味わうように読むときは縦書きで読みたい。
書かれている情報を効率良く吸収したいときは横書きで読みたい。
ぼくの場合は、こう言えるかも知れません。



反論がわっと押し寄せて、池田センセは
左横書き以外の書式を使っているのは、日本以外はアラビア語とモンゴル語だけ。
西暦以外の暦を使っているのは、北朝鮮だけ。
日本人は世界一coordination failureを脱出しにくい国」
と呟きました。

ありがとう池田センセ。
これを見て、ぼくはこの国が持ち得る良さのヒントがあると思いました。
そこまで希少なら、とことんそれを追求したいと、そっちに思考は向かいます。

先日のセミナーで「本はインテリアである」と聞きました。
電子書籍とは異なる紙の本だけの価値・・
例えば、電子書籍で読んでとても感銘を受けた作品を、紙の本で買い直して本棚に並べる。
そのとき、その本は「読めればいい」というものではなくて
「高くてもいいから、モノとしての価値の高いもの」が嬉しいでしょう。
紙の質、書体、印刷方法、装丁、デザイン。
ぼくなら、そのとき「縦書き」であって欲しいなあと思ったのです。

ま、横書きに統一した方が効率はいいでしょう。電子書籍の普及も加速するのかも。
社内の文書はA4に統一した方がいいのと一緒で。

でもそれと一緒にしない方がいいでしょうね・・

効率化を進めるのは、その逆のものを楽しむためだという気がするんです。
そっちは思い切り好き勝手でワガママで、自由で空っぽであって欲しいと思います。






07:12 - comments(1)
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07:12 - -
comment
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
履歴書の封筒 2011/12/12 11:23

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